名前 | おかえりなさい! |
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場所 | ダイアモンドシティ:ニック・バレンタイン |
Base ID | 000d4d90 |
ウィドマーク警部
バレンタイン刑事――ウィドマーク警部だ。
改めて、捜査に加わってもらえてボストン市警察一同、本当に喜んでいる。
シカゴでの活躍の話は、すでにターナー監査官から聞いた。楽しませてもらったよ。
言うまでもないが、エドワード・L・「エディー」ウィンターは、もう20年近くこの美しい街にとって疫病のような存在だ。
強奪、殺人、脅迫、誘拐――あいつが関わっていない事件はないくらいだ。冷血で狡猾で捕らえどころのない、典型的な暗黒街のボスだ。
幸運なことに、年月を重ねるにつれて、ウィンター自身の自滅的な性格が顕著になってきた――権力から来る、傲慢のせいだ。
1年以上前から始まったが、ウィンターは通信を暗号化しなくなって、まったく暗号化されていないホロテープを通じて、連絡を取るようになった。
すべて、関係者の住所宛てに送られていて、ウィンター自身が署名してることが一目瞭然なんだ。
明らかに警察を馬鹿にしている。通信を監視しているのは知っているはずだ。どうでもいいんだろう。自分が無敵だと思ってる。だがそれは間違いだ。
ここから逆転だ。このホロテープが、エディー・ウィンターを立件する鍵になる。そして対策本部はこのホロテープを中心に動く。
あいつが起こした事件だ、あいつの言葉で自白させてやる。ホロテープを手に入れて、あいつを捕まえる。