名前 | 新しいリス- テープ3 |
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場所 | フィドラーズ・グリーン・トレーラー・エステート |
Base ID | 001ac523 |
お話の時間のサイモン
ストーリータイム・サイモンだよ。さあ、「あたらしいリス」の結末をたのしもう。
明日はおたがいのことを教え合って親友になろう! リッキーは赤いリスに言いました。
赤いリスは何か音を立てました。リッキーはそれを「いいよ」という意味だと受け取りました。2人は丸まって眠りました。
その夜おそく、リッキーはオークの木の葉っぱがカサカサと鳴る音に目を覚ましました。あたりを見回すと、赤いリスがいなくなっていました!
リッキーが下の景色を見渡すと、たくさんの光る目が木の根元に近づいて来ていました。猫です!
近くの木から声が聞こえました。さっきの赤いリスです!
「ごめん」。赤いリスは言いました。「さっきは猫に追われてるところだったんだ。自分の木に連れて行くわけにはいかなかった。家族が食べられてしまうからね!」
猫が木を登って来てリッキーの友達や家族を食べ始めました。そのあいだ、リッキーは自分のしたことを思い返していました。
「年上の言うことを信じていればよかった」。それがリッキーの最後の言葉でした。
終わり。